タイピングが速くなる7つのコツ
「もっと速く打てるようになりたい」と思って練習しているのに、なかなか記録が伸びない。そんな時は、練習量よりも練習のやり方を見直すのが近道です。ここでは、日本語タイピングが速くなるために本当に効果のあるコツを7つに絞って紹介します。
1. まずはホームポジションを崩さない
速い人と遅い人の一番大きな違いは、実は指の「帰る場所」があるかどうかです。左手の人さし指をFに、右手の人さし指をJに置く基本の構え(ホームポジション)を守ると、どのキーへも最短距離で指が届き、打ち終わった指が自然に元の位置へ戻ります。最初は窮屈に感じても、ここを崩すと後からの伸びが止まってしまいます。詳しくはホームポジション入門で解説しています。
2. キーボードを見ない(見そうになったら手を止める)
視線が画面とキーボードを往復すると、そのたびに0.5秒から1秒のロスが生まれ、文章のどこまで打ったかを見失う原因にもなります。「見ないと打てないキー」があるうちは、そのキーだけをゆっくり何度も練習しましょう。全部のキーを見ずに打てるようになった瞬間、スピードは一気に伸びます。
3. 速さより正確さを先に鍛える
意外に思うかもしれませんが、速く打とうとするほど記録は伸びなくなります。ミスをするとBackspaceで消して打ち直すことになり、1回のミスで数打鍵ぶんの時間を失うからです。「ミスをしない速さ」で打つのが結果的に一番速い、というのがタイピングの鉄則です。この考え方は正確さの大切さで詳しく説明しています。
4. よく使う「音のまとまり」を体で覚える
日本語のローマ字入力には、「です(desu)」「ます(masu)」「した(shita)」「という(toiu)」のように、ものすごくよく出てくる音のまとまりがあります。これらを1文字ずつではなく「ひとかたまりの指の動き」として覚えると、考えなくても指が動くようになります。曲を暗譜したピアニストが楽譜を読まずに弾けるのと同じ仕組みです。
5. 拗音・促音を苦手なままにしない
「しゃ(sha/sya)」「ちょ(cho/tyo)」のような拗音や、「っ(子音を重ねる)」の促音は、多くの人がスピードを落とすポイントです。自分がどの打ち方(sha派かsya派か等)で打つのかを1つに決めて、迷わないようにするだけでもリズムが安定します。
6. 毎日短く、が一番伸びる
タイピングは自転車と同じ「手続き記憶」です。週1回の1時間より、毎日5分から10分のほうが確実に上達します。1日の練習の最初の1回はウォーミングアップと割り切り、2回目以降の記録で自分の成長を測るのがおすすめです。ゼロから基礎を固めたい人は、定番の練習ソフトをあわせて使うのも近道です。
7. 記録を測って、昨日の自分と比べる
練習の効果を実感できないとやる気は続きません。「1分あたりの入力文字数」と「正確率」を毎回記録して、他人ではなくまず昨日の自分と比べましょう。当サイトのランキングモードは毎日ちがうテーマのお題で2分間の記録を測れるので、日々の測定にちょうど良いはずです。
7つ全部を一度にやる必要はありません。今日の練習で意識することを1つだけ選ぶ。それが結局いちばん速い上達ルートです。
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